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2009年2月

やや見

まさか、こんな生き方をするとはゆめゆめ思わなかった。好きな人のお嫁さんになって・・・その先は何にも考えずにいた。成人してから45年、子ども(赤ちゃん)たちと繋がった仕事をしてきた。初めて預かった子供たちは今、働き盛りの良い親をしているだろう。もう私のことなどとっくに忘れただろうな。

誕生から三週間が過ぎようとしている。やや(赤ちゃん)見に近所や親戚が来られた。今で言う出産祝いのことです。お祝い品は、白ネルや晒し木綿、たまにメリンスの布があった。やや見の一番の品は、お煮〆と活きのいい鯉と玉子である。大根、里芋、人参、椎茸、蒟蒻、揚げ豆腐の炊いたんを重箱や大皿に盛り付けて持参し、「おめでとうさんです。やや見せてもらえますか」と来なさる。産婦の食べ物を頂戴するのはこの上なくうれしいとか。お世話する人の負担を少しでも助けようとする心がけであると言う。鯉の味噌汁はお乳の出をよくするから、産婦にはありがたいお祝いであるそうな。

如月の木  柊     如月の実  龍の玉

ひとつぶの瑠璃ころげいづ龍の玉  飴山 實

大雪の日に

節分に雪が降らないって私の記憶にないのですが・・・古希を迎えた去年の節分は、長年温めていた「びわ湖を歩いて一周する」初日でした。朝から銀世界で15cm~20cm積もっていた。出発のお祝い雪なのだ。空は透けるように青く湖北の山々は真っ白であった。

大雪の中を汗かいてお祖父ちゃんが産婆さんを負ぶって来られた。真ひるに、元気な声で、 こんにちは~~お腹の外は寒いね~^~お祖母ちゃんは目が回るほど忙しそう~ 豆まきはしんなんし、雪を分けて庭の柊の枝をとって来て鰯の頭を射さんなんし、初孫の顔も覗かんなんし・・・豆のようにころころ働いてはりいます.

お父さんは、遠く海の向こうの戦地で元気だろうか?胸の奥で「こんにちは~」が聞こえていたかもね!「わたしは元気よ^^お父さん頑張って!」とお母さんは笑顔で言ったと思う。むか~し昔のことでした。

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