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2009年4月

鯉のぼり

今ごろ旅をしていると、さほど大きくない川巾いっぱいに鯉のぼりがたなびいている風景に出会います。子ども達が大きくなり終い込んでいたのを集めて、町起こしもかね、再び薫風に泳がせているのでしょうか、なかなかいいものであります。

我が家に(生家)初めて鯉のぼりが揚がったのは、終戦二年後でした。母の姉妹が8人、次の代、私の姉妹が3人と女子ばかりが11人続いた強烈な女系に男子(弟)が誕生したのです。家中はすべてその男児中心に回って、私にすれば面白くありません。

端午の節句が近い日、父の実家から鯉のぼりと武者人形が届きました。それが何と、真鯉の丈が8mという大きなものでした。武者人形は、私にもお雛さまがあるし納得できますが、鯉のぼりは羨ましいばかりでした。そしてある事がひらめいたのです。

家人が留守の間に、大切な箱を開けて鯉のぼりを引きずりだしました。現在のようにポリエステルの軽いものではありません。分厚い木綿で出来ているので、重いの何の、汗だぐで引っぱると、上の間中の間の端から端までありました。「さあ、はいろ、口が大きくて、怖いな」固唾を呑んで「エイ!」と入りました。お腹を広げながら4年生の私が立って歩けたような?、尻尾まできたら回れ右して真ん中あたりでゴロンと寝転がって、背の鱗を数えたりお腹に顔を擦ったり、丸い口からは真っ赤なキリシマツツジや青い空、向うの稲荷山の藤の花も山ツツジもみんな絵のように見えた。こうしてひとしきり遊んでいるうちにお腹の中で眠ってしまいました。

夕ご飯前に起こされて、叱られるのを覚悟して小さくなっている私に、祖母は「こんなおめでたいおねえちゃんやけど、S君によろしくな!と言っておおき」と言って弟に謝らせて、万事がことなくすみました。

はい!今もって、おめでたいわたくしであります^^

出会い

Fさま、Uさま、真新しいレガシィの旅、楽しゅうございました。沿道の花や古寺はさくらさくらで、山は笑っておりましたね。私は両手に花という幸せなときを頂きました^^

ゼミナールハウスの早朝は手入れの行き届いた中庭のしだれさくらにご対面、「京都野外彫刻の森」の名にふさわしく個性豊かな数々の彫刻を見ながら、小鳥が行きかう別館へと歩いて来ました。ホールでは廣野文男氏の作品に素朴で清々とした昔を思い返しておりました。

いつの日からか、佐々里、広河原、八丁、の辺りに行くのが夢でありました。亡き人から日常に聞いていた地名であったからです。佐々里峠で標高850mあるそうです。九十九折の急坂をドライバーさんは腕捌きもあでやかにすいすいと登られます。ここが由良川、大堰川の分水嶺で丹波高原の最深部にあたるのですね。もう~胸いっぱい、感激でありました。

谷深くとも、山微笑み、美山の名のごとく、明るい広葉樹のまにまにコブシがひと際はなやかに舞っているように見えました。

ブログのご縁で身に余る出会いを頂きありがとうございました♪毎日ころころと余韻を転がしながら愉しんでおります^^ 

花ざかり

咲きほこる桜の下を、さんさんごご生徒達が通っていきます。新学期が始まったようです。

けさ、私は嬉しくて飛び上がりました!去年の秋からお世話していた不登校の中学生が8ヶ月ぶりに元気よく登校したからです^^スキップで桜に「おはよう~」と挨拶しながら公園を回ってきましたわ^^

そして~我が家にもこんな頃がありました。

春らんまん家のうらの堀の桜も満開。一年のうちのわずか四~五日の晴れ姿である。「明日は雨になる、早く見ておかないと」と主人に言われ、いそいそとかけだして行く。頭上の桜は一つ一つの花がわれもわれもと枝いっぱいに広がり合って、見事な咲きっぷりである。なんとすばらしい。ため息がもれる。 

我が家では四人の子供たちが、小学校、中学校、高等学校、大学にと、それぞれ進学する。いつまでも赤ん坊あつかいににしていた末っ子も、やっと五年生。高学年の仲間入りをし、通学時の班長になったとはりきっている。中学二年生の三女も初めて姉弟のいない学校で思う存分やってみようと、目を輝かせている。合格発表までは生きた心地がしないと沈んでいた次女も、念願かなって、すっかり高校生気分になっている。そばから見ても一段と大きく感じられる。大学生活二年目を迎えた長女は勉学にオシャレにレジャーに、そししっかりアルバイトで稼いでいる。若さをからだ一ぱいに広げて! こんな具合で、振り向いてみれば我が家もいま、まさしく満開である。  1982.4.9京都新聞 「こまど」掲載。

27年前、家で主役を演じていたころで~す^^  

 

 さくら SAKURA

いよいよ数時間後にプロ野球の開幕戦が行われる。2年前に、Tのにわかファンになってから結構はまっている。テレビではまると言えば今これにどぼんしています^^とんねるずとDJ-OZMAの"矢島美容室"2枚目のシングル、SAKURA -ハルヲウタワネバダ-であります。母・・・マーガレット(のりさん)と 姉・・・ナオミ(Dj-OZMA) 妹・・・ストロベリー(たかさん)姉妹の3人組。ネバダから日本人の父を探しに来た設定が何ともいじらしい。けど、あのきらびやかな衣装と振りでSAKURAをハルヲウタワネバダと歌いまくる姿にはもう笑うしかない!私はこれに今はまっています^^

高一の春、迷わず筝曲部に入りました。中学の3年間をバレーボールに明け暮れしたので、ここに来て静かにおしとやかな女性に憧れたのでしたが・・・。

最初に習った曲は『さくら変奏曲』でした。作法室でのお稽古は楽しかったですが、ある日「Oさん姿勢を正して!」と先生の声が飛んできました。先生は盲目なのにどうして判るのかしら、と思うや「音が崩れていますよ」である。足が痺れて少し体をずらせた瞬時の出来事で、生き方を身をもって教わった記念すべき日でありました。

何はともあれ春です^^さくらSAKURAでいい週末をお過ごし下さい。

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