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2009年9月

丸物百貨店

先日、市バスの窓から寂しい光景を見ました。旧丸物百貨店の建物が大きな機械で叩き崩されていました。001_3

 烏丸側の入り口を入ると孔雀だったか鳳凰だったかの壁画、重厚なシャンデリアの向う中2階に当時としては珍しい白いお洒落なバルコ二ーがあった。恋人が寄り添うようにコーヒーを愉しむティールームのようでした。

 早いもので、私たちがそこでお見合いをしてから50年が経ちました。お互いの希望で、土曜日の午後仕事帰りにお茶だけでお出会いする簡単なものでした。それに私の職場が近いこともあって2時に丸物のこの場所でと言うことでした。040_2

ところが当日の朝何時もと変わらず出勤しますと大変な事が起こっていました。昨日まで元気だった園長先生が夜半に急死されたのです。しかも葬儀はこの園で明日の日曜日に行なわれる段取りになりました。さあ大変!机や椅子玩具をはじめ園児たちのものは全て私たちの手で片付けなくてはなりません。やっさもっさ何とか片付いた時は1時前でした。「お昼頂きましょか」と先輩の先生方。一番年若い私がお見合いだなんて言えない。何と言って飛び出したか、一目散で電車道を横切り銭湯に走りました。この銭湯は正午に開店することで名が知られていました。071_2

髪を洗うだけのカラスの行水で、化粧品もなし、棚にあるものをぺチャぺチャと叩き口紅だけひき、誂えた抹茶色の服に着替えて丸物に急ぎました。すでに仲人さんと母がきていましたが相手はまだのようです。「ああ~しんど!」3人の目はおのずと1階の入り口に向けられています。

大勢の客の中から、「あの人?」勘です!形の古い紺のスーツを着た山男風の人の傍に小柄な着物姿の初老の女性。あの人だったら今すぐ逃げて帰りたい。勘が外れることを願っている内に相手は階段を上がってこちらに来る様子。母にまばたきで「やめる」を訴えましたが・・・。香りのいい紅茶とエクレアが運ばれました。仲人さんと相手、その母の話はほとんど聞いていません。私はエクレアをクリームを出さずにいかに上手に食べようか、ばかり考えていました。誰も紅茶は飲んでるのにエクレアには手をつけません。思い切って手でつかんで大きな口にとろりと入れました。美味しい!にっこりして2つめもパクリと頂きました。004_2

のちに主人になった人が言いますのは「あんなに美味しそうに食べる人は今まで見たことなかった。あの瞬間にこの人と暮らそうと決めた」ンだって!「私はお腹が空いてただけ、朝から何も食べてなかったもの・・・」

駅から近いこともあって、丸物百貨店は小さい時母とよく行った。地下の食堂で食べる時はいつもおうどんでした。6階の大食堂の時は好きなものを頼んでくれました。

創業1920年(大正9年)○の中に物の商標で京都物産館として開店。様ような過程ののち2007年2月末日86年の歴史をもって閉店。 私の中の丸物はまだまだ閉まらないでいます、永久に。004_3

ゴーちゃん、フーちゃん, アサちゃん

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今年初めて3色カーテンに挑戦です。

ゴーヤの花が咲きました。

ううん、初めの勢いがありません?どうしたのかな??

あれ?雄花ばかりだ!

002_2アサガオも青、ピンク、白と,

無地から咲き始め ました。

そしてこんな色も、001_4

でも、おかしいな、

葉は茂らないし、

花の数も毎朝10~15輪ほど・・・。長いアサガオ作りの中でこんなに淋しく元気のない年は初めて!

「お母さんに物申す」と言わんばかりに・・・。

036_2 ゴーヤとアサガオの間にこれも新顔のフウセンカズラを蒔く。芽が出て、繊細な本葉が出はじめたら、あとはものすごい勢いで伸びていく。白い小花も愛らしいし、みどり色の風船が風に揺れると、可愛くてかわいくて目が離せない。008_2

だんだんに茶色の風船になってくると、シッ!

微かな音がきこえるよ・・・。

ひとつ、採ってみようかな、、、素敵、ちっちゃな部屋が3つある。それぞれに1つずつ種が入っている。

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 種は硬くて真っ黒の球形で、なんと白いハートの模様がついている。

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判るかしら?ほら見てネ^^

しまった!こんな具合に、フウセンカズラばかりに目をやっていたのかしら?

とうとうゴーヤは実を結ばずに終わるのかな?

アサガオも静かなものです。愛情不足で?三色カーテンならずです。

来年の課題が多くできた。蔓もの同士の相性が良くないのかな?もちろん天候に左右されるのは言うまでもない。

ところが思いがけない034_2 夜の妖精が・・・。

カラスウリさん、あなたは、何処から来てくれたのかな?

毎日健気に1輪や3輪咲くこともある。

夕闇がせまるころ、そっと咲いて、誰も見ていない早朝にはすぼむ儚い花です。

根は「天花粉」になるそうです。

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