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2009年12月

雪の薬草湯にのほほんと・・・

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2年前、歳老いたメダカはおおそれた計画を立てました。日本一広い琵琶湖をひとりで歩いて周ってみたくなったのです。思い立ったら引けないのが生来の悪い性なのかも・・・

70歳の誕生日を旅立ちの日と決めていた。そして昨日、メダカの背中にはもう馴染んだリュックを背負って19回目の旅にいそいそと出かけてきました。

(無事、満願できましたら詳細を書かせていただこうかな・・・)

電車で彦根を過ぎた頃から周りが一変、何と銀世界です.!今日の目的地は伊吹山の麓、春照辺りです。高3の夏、いまは亡き親友と夜間登山をしてから53年、一度訪ねたいと思いながら・・・やっとこさ、で来ました。 

まずは、『伊吹山文化資料館』に。こんなに積もっています。この雪は17日夜半に降ったそうです。今日で20cmぐらいでしょうか?トップの写真はここから見た雪の伊吹山です。

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伊吹山の恵みと言えば、薬草もその一つ。むかし、お祖母ちゃんの肩や腰にもぐさに線香の火をつけてお灸をすえてあげました。そのもぐさはヨモギから出来ています。

伊吹山にいだかれた恵みと暮らし、なりわい歴史などが、旧小学校を利用して展示してあり、主に山麓に暮らした先人が必要に応じて生み出した生活用品、生産用品の数々でした。もぐさや棉の種など頂いて出ようとしたら「送ってあげるよ」と職員の方がマイカーで『伊吹薬草の里文化センター』に連れてって下さいました。

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雪の伊吹山が迫るセンターは一面真っ白、ひと組の親子が青いソリで遊んでいるだけ・・・メダカは飽きることなく山と雪を思う存分楽しんでいました。ふと我にかえり「そうだ!薬草薬草、ここまで来て薬湯に入らない訳がないと・・・」

こんな張り紙が、*薬草の宝庫伊吹山で、今から400年ほど前、織田信長が日本初の薬草園を作らせた由緒ある地で、古くからある薬湯として受け継がれている。*

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センキュウ・トウキ・ガイヨウ・ジュウヤク・シャクヤク・チンピ・ハッカ・入り大袋がぷかぷかと浮いていて、いかにも効きそうな茶褐色のお湯に深々と貪欲に浸かってまいりました。

写真は雪見の露天風呂で、かわいいハート型。ひとりのメダカには似合わないかな?

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雪に足跡を残して・・・伊吹の里、春照をあとにしました。

のほほんと雪見湯に入ってて、さあ大変!あと一回で長浜にゴールできるかな。

紅玉の実 輝きて

5日ほど前の朝刊に、マユミの実が鈴なりになっている写真が掲載されていた。場所は宇治市広野、宇治市植物公園。「ええ、広野にあるの!行ってみよう」思うが早いか、心は広野にとんでいた。

学生時代の親友Oさんの家が広野にあった。学校から帰り国鉄(JR)奈良線新田駅や近鉄大久保駅で降り何回か遊びに行った。電車を降りて商店街を抜け10分ほど歩くと小高い丘のうえにOさんの家がぽつんと一軒だけ建っていた。実は何々会社の別荘であると聞いた。昭和31年~33年のころである。

取り付かれたように大久保駅に降りた。ホームから見た景色に唖然とした。見渡す限り住宅ばかり、目印のこんもりした丘がない。京阪バスに乗って「広野」のバス停は住宅街のど真ん中、考えれば当然のことだ。50年以上経ってるではないか!思い出の姿をいち早く胸に収め、今日はマユミの実に会いに行こう。

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ワビスケ  モミジ林の方に50mほど歩くと東屋があり、添うように凛とした白ワビスケが咲いていた。

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ロウアガキ  つやつやで可愛いい、3cm位の実がまるで宝石のような。お味は渋いそうです。

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マユミ   こんにちは~はるばる貴女に会いにきたの(゚▽゚*)

ピンクのお洋服の中から赤い3つの種が、お嬢ちゃんの髪飾りのように可憐です。

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 ウメモドキ  小鳥たちのレストランかも・・・みんなで食べよ。

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サンシュユ   春の明るい《黄金花》に対して秋の赤い実を《秋珊瑚》というそうです。我が家の実はもっとミニサイズ、だからこの大きさにビックリ!

どう、この首飾り似合ってるでしょ。

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ジュウガツサクラ   恥じらうように、うす紅のちっちゃな花を付けています。

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 ブラッシノキ   これ初めて見ました。ふふ、そのまんまの名前です。おとなりに赤色もありました。ペアーでバスルームに(゚ー゚)

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ワタノキ   実が熟し、白い棉の誕生です。

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モチノキ    艶々した緑の葉に小さな紅玉の実をつけて・・・

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サネカズラ(ビナンカズラ)   名にしおはば 逢坂山のさねかづら・・・中学の時、必死で覚えたな。 美味しそうな和菓子のよう。

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ラクウショウ(落羽松)   落ち葉林に入ってきました。羽のような葉っぱの大きな木が池の畔に林を作っています。でこぼこの緑の実がサッカーボールのようにも、ラグビーボールのようにも見えます。この場所は遠いとおい異国のように思われてなりません。

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広い園内をあっちに走り、こっちでお話して、持ちきれないお土産を抱えて帰ります。門ではベター君が、さようならをしてくれました。

(写真はすべて宇治市植物公園で写しました。)

むつかしいなあ~

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昨日おととい、京北の府立ゼミナールハウスの催し「山里の暮らし体験」ツワーに参加しました。北山杉と紅葉の高雄中川辺りで、北山時雨がさーと通り過ぎましたが、京北に入ると雨の音はありません。ラッキーです!

ほら、小カブ畑に着きました。割烹着と長靴姿にはや変わりして小カブ畑に入ります。つやつや美肌の小カブをひとりあたり5キロていど収穫します。ええ、5キロって何株くらいかな??そう大体10~12株くらいですって。

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白いゴムエプロンを付け、気分はプロのお漬物屋さんになって、ジャボジャボ洗います。皆で50キロのコカブを洗い終わって、は~い大きな樽に漬け込みします。外側から円を描くように並べていきます。これが簡単そうでなかなか難しい・・・

2週間ほどして漬かれば、「京北からで~す」と家に届くそうです。待ち遠しいな~

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次ぎは、杉の葉染めに挑戦です。ううう、杉林で遊んだ時の香りが鼻をくすぐります。私たちはマフラーを染めました。緑の杉の葉っぱからこんなに柔らかな色がでました。布のたたみ方で模様のでかたが違い、それぞれの作品が出来上がりました。私のはどれでしょう?

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85歳の先生にしめ縄つくりを教わりました。最初は2つに振り分けて綯っていきます。(下)

次は3つに分けて綯います。これがなかなか出来ません。先生が「はい、3つ編みにしなさい」と言われたから、3つ編みなら子どもの頃、髪の毛でいくらでも編んだし簡単やわ・・・。いやいやそうではありません。は~いこんなのです。(中)この2作が完全な私の手作りです。

3作目、これは2人1組になっての作業ですが何度挑戦しても出来ませでした。(上)先生との合作です、と言いたいのですが、私は藁を力いっぱい押さえていただけです。

来るお正月には、生涯初めて自作のしめ縄を飾ります。きっといい年になりそうな、わくわく感でいっぱいです。

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2日目はウッディー京北隣のふれあい朝市に。朝露つきの野菜欲しいな~でも重くて持って帰れない・・・そこをぐっと我慢して、まずは好物の納豆餅、ヨモギ餅、はな豆、吊るし柿に鷹の爪、わさび味噌など、かさの低いものを買いました。福引で京唐辛子が当たりましたよ^^

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常照皇寺の近くさきがけセンターで、大好きな藁苞納豆つくりの体験です。子どものころ出来上がった藁苞にアツアツのお豆入れをつまみ食いしながら手伝ったことがありました。懐かしいな。

楽しみながらひとりで2個作りました。上2個が私作、下のは先生作、どちらがお上手?指で押して潰れるくらいに煮えた大豆をお玉に1杯半ほど入れて藁で結わいます。籾殻の室に入れ3~4日寝かして出来上がり。

里からの宅配便、いつ届くかな?

納豆のルーツはmfujinoさまにお聞きくださいませ。

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納豆作りがおわり、お腹がすきました。近くの古い民家で囲炉裏にあたりながら昼食をいただきます。この絣の袋に2重のお弁当が入っています、素敵でしょ。懐かしいイタドリの塩漬けの煮物が。おいしい!

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京北の美しい自然の中で古くから伝わる貴重な体験をさせて頂きました。物つくりの難しさ、汗をにじませながら一心になる楽しさ、先生の優しさ、ゼミナールハウス職員のこぼれるような笑顔、参加者との友情・・・。ここの催しは「次もまた来たいな」と必ず思わせる魅力があります。何でかな・・・。

ロビーに展示してあるキルトのかずかず(上の写真)いつも心癒される展示がしてあり、私の楽しみのひとつであります。

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