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2010年1月

愛しきトラたち

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ことし、わたしは年女です。父と母と長女もトラさんです。

暮れのある日、何時ものようにトントントンと駅の階段が上がれないのです。右足を踏み込んだ時、キッと痛みを感じました。「あれなんだろう?」その夜から整形外科に通うことになりました゚゚(´O`)°゚

足をいたわって、家でかしこくしています^^そんなとき「トラ」のタイトル本があるかな?と図書館に行ってみました。

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『トラーのあさごはん』 A、A、ミルン ぶん  E,H.シエパ―ドえ 石井桃子 やく

『とらたとおおゆき』 なかがわりえこ ぶん なかがわそうや え

『とらのゆめ』 タイガー立石 さく え  

『トラベット』 角野栄子 さく コスキコージ え

『虎よ立ちあがれ』 ケイト・ディカミロ 作 ささめやゆき 絵 はら るい 訳

『トゥー・ブラザーズ』きっと逢えると信じて ジャン=ジャック・アノー 原作カリーヌ/マティニョン 著 岡田好恵 訳

『ちびくろさんぼのおはなし』 ヘレン・はな まん 作、絵 なだともまさひさ 訳

ありました!まだまだ有るのですがとりあえずこれだけ読み終わりました。これらはみんな絵本で、お父さんお母さんのこと、お姉ちゃんになった淋しさ、孤独な子が出会った少女のこと・・・初めての作品ばかりでした。その中でただ一冊、物語はよく知りながら(映画にもなりました)原作(訳本ですが)は読んでいなかった『トゥー・ブラザーズ』きっと逢えると信じて、を今回読むことが出来ました。

トラがあらわれる時には、いつでもとくべつな気配がする。今も草むらがゆれ、茂みがカサカサと音をたて、低いうなり声が聞こえ、そして本物が登場した。しなやかで力にあふれたその体。黄と黒のつややかな毛なみ。みごとな雄の大トラは、寺院の庭をゆうゆうと帝王のようにのし歩く。だが一瞬たりとも気をゆるめてはいない。

物語のはじめです・・・皆さまはすでに読まれましたでしょうか?

寅歳生まれは、バカ正直だとか、自分のやりたいことは、誰が何と言ってもやる、とかよく言われていますが、そんなこと他のトラさんに失礼だと思います。でもこの私は全くその通りで、今もって幼児性丸出しのところがあります。父母の濃いDNAでしょうか?

とりあえずは甲子園のトラたちが気になるところでありますが・・・baseball

子供のころ、雪降る夜は

三学期が始まっても母はすぐには父の元に行かなかった。暮れに搗いた伸し餅でおかきを作らなくてはならない。ことことと雪起こしの風が吹く夜なべに、囲炉裏を背にして大きなまな板が出される。包丁の背に分厚いふきんをあてがい薄く丁寧に一枚一枚切っていく。10枚~15枚切ると傍に置いてある大根をサッと一切りしてまたお餅を切る。「なんでおだい(大根)を切るのん?」「お餅がひっつかんように水分をつけてのん」「ふうん?」判ったようで判らない・・・。こんな作業が2,3日続いてみんな切れると、納屋の二階に筵を敷いて切り餅を並べて乾かします。「さあさあFちゃんも手伝って、かるた遊びのように真ん中から重ならへんようにして並べてや」母の仕事を手伝うのが嬉しかった。これが終れば町の父の元に行ってしまうのだ。「風邪ひかんように、お祖母ちゃんの言わはることよう聴きや」「雪で来週はよう帰らんかもな、次に帰るときは雑誌買ってくるし・・・」いろいろ言って明くる日母と妹弟は町に行った。

「よう降るな~」母や生後数ヶ月の弟らが居なくなったがら~んとした囲炉裏端で、祖父の煙草巻きを手伝った。父が竹で手巻きの煙草巻き器を作った。煙草紙を敷いた上にキザミを乗せ端にのりをつけてくるんと廻すと出来上がり。私は毎晩5本作るのだがキザミの入れ具合で細かったり多すぎて弾けたりなかなか難しいものだ。それでも祖父は「Fちゃんが巻いて呉れたのが日本一美味しい!」と言って、煙を指先に巻きつけたりして喜んでくれました。

また良く働く祖母は肩こりがあるから、毎晩とんとんとんと肩たたきをしてあげたり、背中に膏薬を貼ってあげたりしました。焼き火箸で黒い膏薬を丸く切った油紙にのばして私に渡します。それを熱いうちに背中の両側に3個ずつと両肩に貼るのです。貼るたびに祖母の背中がぴくっと動くので、「熱い?」と聞くと「いい気持ちやわ^^」と言ってくれます。寝る時は大抵、熱々のゲンノショウコや十薬のお茶を鼻をつまんで飲んで、お布団に入ると暫く添い寝をして昔話をしてくれました。「むか~しお祖母ちゃんがお嫁に来た時はな、あそこの紅葉峠をな、お籠でエンヤラサ、ドッコイサとな、担がれてヤットコサ峠まできたらな、白いおべべに着替えてな、お嫁さんになるのんや・・・」歌を唄うような節回しで私の頭を撫でながら話してくれました。もう眠くてたまりません。お祖母ちゃんの話はいつまで続いていたのやら・・・時々ことことと戸を叩き、雪は深々と積もっていくのでした。

あけまして おめでとうございます

あけまして おめでとうございます。

去年は歩き始めのたどだしい当ブログにお越し下さいましてありがとうございました。みなさまの温かなお言葉にほろっとしつつ、手探りで無我夢中の10ヶ月でありました。本年もよろしくお願いいたします。

初詣に行ってきました。

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京都駅から歩いて15分ほど、女性の守り神、市比賣神社に私、娘、孫娘の女三代で参拝してきました。河原町五条の辺りも元旦にふさわしくちらほら雪が舞っていて、雪に逢いたくて寒風の中を歩きました。

この神社はビルの一階の奥にご本殿があります。間口も狭くこんな↑感じです。

ご本殿には、御祭神「多紀理比賣命」が御子神「下照比賣命」を抱かれた全国的にも珍しい御神像が安置され、花山天皇の勅作と伝えられています。御祭神全て女神像をお祀りしているところから、女性の守り神とされています。

現在も「皇后陛下祈願所」としてご安泰のお守り「女人守り」を献上されているそうです。

ピンクで小振りのお守り、だるまさんの中にはおみくじが入っていて底から取り出せる姫みくじ、七色の身代わり人形と、夫々が買い求めました。

今年もみなさまの上に喜ばしいことが一つでも多くありますことを願いつつ新年のご挨拶とさせて頂きます。

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