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2012年4月

きぬかけの路

           

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西陣の和菓子屋さんの店頭で、堂本印象美術館『暮らしのすがた』のパンフレットが目に入り早速行って来ました。

京都府立堂本印象美術館は、衣笠山の麓、「きぬかけの路」にあります。この路は金閣寺から龍安寺を通り仁和寺を過ぎて周山街道と合流する道であります。

「きぬかけの路」の名の由来は諸説あるようですが、

宇多天皇が夏に雪見がしたいと言い出したため、衣笠山全体に白い絹をかけ、雪景色に見せたという話がある。この「山に絹をかけた」からつけられたという。

メダカはわら天神前でバスを降り、左大文字を眺めてから

西方に向うと間もなく左に立命館大学衣笠キャンバス、

右に斬新な外観の府立堂本印象美術館が見えました。 

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堂本印象"は大正・昭和に活躍した京都生まれの日本画家です。

昭和41年(1966)に衣笠山を借景に自作を展示する「堂本美術館」を自らの

デザインにより設立しました。

昭和50年9月83歳で逝去。その後 美術館は平成3年(1991)8月にその所蔵作品

ともに京都府に寄贈され 平成4年4月「京都府立堂本印象美術館」として開館し

今日に至っています。

ガイドブックにもあまり載っていない静かな美術館ですが、内容は素晴らしい。

ゆるやかなスロープによる展示も珍しく、落ち着いて観賞することができました。

北スロープは「大原女」をはじめ「蒸気車図」(大正14年)など16点の展示です。

    

南スロープは「故父」(大正13年)や、「婦人公論」の表紙(下絵)など22点の作品です。

2階の大展示場では「あっ!」と目がくらむほどに鮮明でおおらかな(写真では

色彩がでていませんが)「或る家族」(昭和24年)や、神秘的な中国やインドの風俗

に張り付けになりました。

パーマネントをかけた若い女性、セーラー服ともんぺ時代からやっと自由を得た

時代の髪ですね。叔母たちもこのようなハイカラな髪をしていました。

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         「或る家族」 (昭和24年)    (パンフレット引用)

   ☆同時にミニ企画展

堂本印象が法然院や仁和寺、西芳寺(苔寺)など有名寺院に描いた襖絵などの

下絵の展示も鑑賞でき、ラッキーでした。

         きぬかけの路はさくら街道、御室の桜は今ごろ満開かな・・・。

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               近くに咲くカラタチの花

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              童心に返ってお遊びしました。

       イタドリに切り目を入れて水に浸けると、くるんと巻きます♪

    

    

    

     

やさしく身に従うて

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 先週、玄関に手すりと踏み台を付けました。

 40年ほどむかし、偕老同穴への思いがあったかどうか覚えていませんが、夫が薬局を開く場所を3つ4つ探した中から、駅にも近く借景の良いこの地を選びましたが、最大の難点は表の大通りと裏道との段差があることでした。

 若い時はさほど気にもしていなかった、むしろ面白がって段差を活かせて裏半分に地下室まで作りました。で、必然的に居住部分も幾ばくかの段差が生じた家が建ち、小、中学生になっていた子ども達は大喜びで駆け回っていました。

 おととし、足を痛めてから、あちこちに不便を感じ直さなくてはと思いつつ、長い慣れにひたって過ぎていました。

 しかし寄せる老いには勝てません。高い玄関でたんびたんびに「よいしょ」とか「痛い!」とか云っているのです。

 「ダメやな、限界やわ」、ある日あっさり老いを認め、その日に取り付けました。今は上がったり下りたりして遊んでいます。手すりっていいもんですね♪

 この先、時間もエネルギーも限られているとなれば、安全で気持ちよく過ごしたい。ここが終の棲家と思っているから・・・ 

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               ミツマタ と ユキワリイチゲ

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         うぐいすの鳴き声に応えるように舞う  カタクリの花

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                 フツキソウ

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                  ニチリンソウ

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                   スハマソウ

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       暖かい日に向かいの植物園で小さな花たちに会ってきました。

           うぐひすの啼くやちひさき口明いて   与謝野蕪村     

      

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      またの日、西陣の妙蓮寺の木蓮に会う。鳥が羽を休めているように・・・。    

      

     

        

      

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