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竹田城 跡  (虎臥城)

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 念願の竹田城跡へ行って来ました。

 JR播但線、竹田駅の西方、古城山(標高353.7m) 山頂部が竹田城(とらふすじょう)です。

 山麓のマイクロバス駐車場から舗装された道の落ち葉を避けながら20分ほど登ると大手門虎口に着きました。   

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 この石段は下の方は広く上に行くほど狭く高くなります。これは下から敵が昇りにくく、反対に上からは素早く下りやすく工夫されています。

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 二の丸付近から竹田の町並みを望む。美しい(霞んでいますが) 但馬の山々、円山川もみえます。ここからは四方が見わたせます。「寒ぅ」!ヤッケを着込みます。

 嘉吉元年(1441)、嘉吉の乱勃起後、山名氏と赤松氏の間に深刻な対立が生じていた。竹田城はその時、赤松氏に対する山名氏方の最前線基地の一つとして築城された。以後、太田垣氏7代にわたり城主となるが、天正5年(1577)、羽柴秀吉の但馬攻めにより、羽柴秀長が城代となった。これ以降、竹田城は織田、豊臣方の拠点城郭として機能した。

 この石垣は安土城、姫路城と同じ技術の穴太(あのう)積みを用いています。山城としての美しさとともに、その縄張り(平面構成)の見事さは全国でも指折りの城郭といえよう。  

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 高倉健さん主演の映画 『あなたへ』の撮影に使われた場所はここ。

 ガイドさんのお話では、最近天空の城とか、日本のマチュピチュと呼ばれ、テレビ番組などでもよく紹介されますが、毎日雲海が見れるわけではなく、雲海は、9月から12月頃の条件の良い日に、3、4回度あるかないかといったところだそうです。

 昨年、テレビ番組の収録に1週間、滞在され、映画『あなたへ』のあの幻想的なシーンは、カメラマンが4日チャレンジし収録されたようです。
 
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 竹田城の縄張りは、中央の最高峰を天守台とし、周囲に高見殿(本丸)、平殿、奥殿、花殿を配し、さらに鳥が双翼を広げたように、また虎が臥したようなシルエットから、その南北の端をそれぞれ南千畳、西千畳としました。城の規模は南北約400m、東西約100mでいまなお当時の偉容をほこっています。  (案内書から引用)

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 本丸天守から南千畳をのぞむ。 おっ!高っ!

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 天守から南千畳に降りる急な石段。重い甲冑を着けてどのように昇り降りたのでしょうね。  私にはムリ無理、遠まわりをしました。

 

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 花殿 (花屋敷) ここは今で云う病院のあった場所。 

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 南千畳から本丸天守を望む。うっすら色付きはじめています。

 ガイドさんの説明を聞きながら、大手門から南千畳まで約1時間とちょっと。重たい空から雨粒がぽとりぽとりを落ちてきました。ほんにセーフという処。丁度お腹もすいてきました。昼食は和田山の「但馬パオパオ」で三田牛のすき焼きをいただきました。

おっ、やわらかくて美味しい (◎´∀`)ノ。

 さらに帰路に、キリンビール神戸工場を見学し、生まれたてのビールの試飲を。わたしは黒ビールをいただき、ご機嫌様の一日となりました。

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 ホトトギスの花 。     

     

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コメント

pen念願の「天空の城」を見学されて何よりでした。播但線の竹田駅は、これまでから近くて遠い感があります。それを達成されて、さぞご満足の秋の一日だったことでしょう。
この城は日本の100名城にも上げられているそうですが、そんなことよりも、写真を拝見しただけでも、想像を超えた雄大さが感じられます。昔の遺跡は何処でもそうですが、特に城郭となりますと、波瀾万丈の人間の交錯が偲ばれます。

私の母校も城跡に建っていますが、あんな小さな城でさえ、城門に残された傷跡を眺めて、しばし遠い日を思い浮かべたりしたものです。
この山城からは雲海がよく見られるそうですけど、こればかりは気象条件が整わないと駄目ですので、なかなかタイミングは難しいのでしょう。

雲海と言えば、周山街道の栗尾峠からの眺めも見応えがあります。私も何度か見ましたが、目下、岡崎美術館に周中の先輩が素晴らしい栗尾雲海の写真を出展しています。これは余談ですが。

ささ舟さんの城郭見学の最後はビールで締めくくられましたか。徘徊博士の誰かさんに似て来られた・・・?


「さむい夜明け」   大岡 信

いくたびか冷たい朝の風をきって私は落ちた
雲海の中に・・・・・・
となかいたちは氷河地帯に追いやられ
微光の中を静かな足で歩んでいた

いくたびか古城をめぐる伝説に
若い命がささげられ
城壁は人血を吸ってくろぐろとさび
人はそれを歴史と名づけ蔦で飾った

いくたびか季節をめぐるうろこ雲に
恋人たちは悲しくめざめ
いく夜かは
銀河にかれらの乳が流れた

鳥たちは星から星へ
おちていった
無法にひろがる空を渡って
心ばかりはあわれにちさくしぼんでいた

ある朝は素足の女が馳けさった
波止場の方へ
ある朝は素足の男が引かれてきた
波止場の方から

空ばかり澄みきっていた
溺れてしまう 溺れてしまうと
波止場で女が
うたっていた

ものいわぬ靴下ばかり
眼ざめるように美しかった

book  道草さん

小雨のなかを歩きたくて散歩して来ました。団栗や椎の実がぽとぽと小さな音をたてて落ちてきます。今年も無事に渡り鳥がきてくれました。
竹田城郭は見事なものでした。城跡は殆ど木がなく飄々とした光景で、これが尚昔を偲ぶにふさわしいもののようでした。
竹田城の雲海は仕方がないです。見れるほど善いオコナイしていないし・・・(゚ー゚;
栗尾峠や三股川、紅葉峠など近くで見れますから・・・私が見たなかで最高なのは、北アルプス大滝小屋から見たもの、松本市をすっぽり覆う茜色の雲海で、これは狂うほど感激しました。
道草さんのご友人の栗尾峠雲海の写真、見たいな~
キリンビールではタカラジェンヌ似の社員さんを見ながら、ぐっと一杯いただいてきましたヽ(´▽`)/
「さむい夜明け」ありがとうございます。切ないですね。

ささ舟さま  こんばんは。今日は冷え込んでおります。

先日はいろいろ有難うございました。お引止めしてしまい、申し訳ありませんでした。とても楽しい時間を過ごさせていただき感謝しております。

 竹田城址すごい景色のところですね。城壁のみ残っているようですが、一見の価値ありそうで、行ってみたいです。
京都からの時間などを調べてみましたが、かなり遠いのですね。しかも城跡までは、山道を25分も歩くとは、かなり不便な所なのでしょうか。でも、面白そう。

 穴太積みに関しては、比叡山の麓の日吉大社の辺りを穴太積みを見つけながら歩いたことがあります。

book 鎌倉街道さま

こんにちは~、お会いできて嬉しく、また沢山のお話もして、タフな鎌倉街道さまに元気をいただき、ありがとうございました。
竹田城跡にJRで行くのは、京都から特急「城崎」行きに乗り和田山で、播但線に乗り換えて一駅ですが、そこから登山道を約40分ほどかかるようで、おひとりでは大変だと思います。今は各旅行社からのツワーも多く組まれています。
京都駅八条口から「竹田城跡+∽」で格安で行けるようです。私も隣組の小団体でバスで行きました。2時間半くらいで山麓に着きます。そこから約20分のなだらかな山道ですから気楽に行けました。
そうでしたね、大津坂本の穴太積みの街道はとてもいい所ですね。
今日はホントにありがとうございました(*゚▽゚)ノ
またお会いできる日を楽しみにしています。

 先日はお疲れ様でした。ささ舟様のビール工場見学の成果、しっかりと頂きました。ありがとうございました。小生キリンは未経験です。
 竹田城と黒井城は行くぞ行くぞという気合ばかりで、全然行くことができていませんが、今回大量の写真を見せていただき、またレポートを読ませていただいて、「これは本気で計画せねば」という気持ちを強くしました。テレビのブラブラ番組で見たときには、そういう感じにはならなかったので、「ヨッ、名リポート!」(笑)。
 但馬には確か羽柴秀長が一時期拠点を置いていたと思うのですが、この城もその時に大々的に整備されたのでしょうか。三田牛のすき焼きも外せませんね。

book 徘徊堂さん

竹田城、たまたまご近所のお誘いがあって行って来ました。
ガイドさん付きでしたが、耳の遠い私は殆ど聞き取れず、目で見る範囲だけで楽しんできました。勿体無いことですが。
20数年前、一年だけ福知山に居たことがあります。その時黒井城の事を初めて知りましたが行ったことはありません。今も気持ちが東に南にと向いてしまいなかなか西方面に行けません。何故でしょうね?

旅で食べるものは大抵美味しいですね(゚▽゚*)

嬉しいコメントありがとうございました。

ささ舟さん、行かれましたね、丹波のマチュピチュへ。いいでしょう、曲輪の上に立たれた気分はそぞ心地よいものだったことでしょう。+αでビール工場を組み合わせるツアー企画はさすが集客のプロですね。
私事ですが、我が叔父がマチュピチュへ行きたいと言っていて、心臓に持病を持ちながらその途中の高所になれる為に滞在したホテルであの世へ行ってしましました。
私は播但道から見たあの山上の城壁を見て、これは見に行けんとと思い、2回行きました。今は途中の駐車場まで車でいけますが、以前は本丸のすぐ近くまで車で行けたようです。私は駐車場に車を置いて歩いてもぼったのですが、下りてくるとタクシーがその隣の道を上がって行くではないですか。あれれと思っていたのですが、最近はその道もふさがれていますね。
山の上に築かれた城を訪れると戦国時代の過酷さが実感出来ますね。何であんなに立派な城壁が必要だったのかしらという気持ちにもなりますが、古い棚田などを見ると石垣を作るのは普通だったのかも知れません。
こうして残った山城、今やカメラマンに絶好の場を提供していますね。我が地元からも、雲海情報を収集しつつ、よっしや~という日には3時頃に車を走らせる人もいます。曲輪の上から撮影するも良し、周囲の山の撮影スポットから雲上の城壁を撮るも良し、ここは絵になりますね。
でもどうしてこういった姿に憧れ、人に訴えるものがあるのでしょうかね。地図好きの私は築城当時の勢力地図に思いを馳せながらこの土木工事の意味を考えたい気持ちです。

book mfujjinoさん

はい、行ってきましたヽ(´▽`)/
当日、朝から雲行きが良くなかったので心配していました。10時に山門のある駐車場に着いてから、城郭を回りきるまで一粒の雨も降りませんでした。これから登った道と反対側の近道を降りようとした頃からゆっくり降り出したのです。(この近道は丸木の階段ですから登るのはしんどいかも)。ほんとに良かったです。
えっ!叔父様がペルーのホテルでですか?無念だったでしょう、お気の毒なことでしたね。
多くの曲輪を見て、mfujinoさんが仰るように、この山城の築城の大変さに思いを馳せます。
同行の方は山向うの立雲峡から竹田城を撮ったと云われていました。朝来山登山もいいそうですよ。
午後から雨が降らなかったら砥峰高原(標高800m)へススキを見に行く予定だったのですが、車内でキリンに変更しました。これグッでしたよ(゚▽゚*)

ささ舟さん
こんにちは~♪

立派な縄張りですね !
残っている石垣からも、壮大なお城が想像されます。
あの石、一つ一つを昔の人が積み上げたのかと思うと・・・

今頃は紅葉も進み、さぞ美しい風景が広がっていることでしょうね。
私も高い所へ行きたくなりました(^^
そういえば、織りを学ぶ所も、山道をてくてく歩き、さらに広場まで階段を上り、お教室は何と3階なのです。
体力も少し増しているかしら( 笑

book 夕ひばりさん

おはよう~♪

今朝は9℃と冷え込みました。              

桜の落ち葉が浮かぶ堀には一夜にして渡り鳥が50羽位に増えて賑やかです。

但馬竹田城は13年の歳月をかけて築城されたそうです。

所はかわりますが「・・・兵どもが夢の跡」をふっと思い浮かべました。
これだけの遺産を美しく守られている地元の方に頭が下る思いです。

まあ!そんなにテクテクと高くまで! 
度々のご登城、お愉しみ一杯ですね。

応用作品・・・いいな☆嬉しいですね☆

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