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つらつら椿に誘われて

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 9月のある日、新聞で見かけました。 

 特別展 『つらつら椿』 ~椿絵に宿る枯淡の境地~ 

 このタイトル素適じゃないですか、酔ってしまいそう~、観たい! だのに期間が2ヶ月ほどあったのでうっかり忘れていました。先日はっと気が付いて確かめると残すところ数日しかない。急がなくては(・oノ)ノ

 そんなことで、この先外出続きですが気合を入れて行って来ました。

 近鉄電車学園前駅で降りるのは初めて。バスは高級住宅街を5,6分走ると「大淵橋」で下車。橋の向う池に添うて建物が見えました。松伯美術館です。

 受付までのアプローチがこんな感じ、木洩れ日の松林があたたかい。

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松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近畿日本鉄道株式会社からの基金出捐により1994年3月に開館しました。当美術館では、上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、草稿、写生等、美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としています。また、広く日本画の普及、若手作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催しています。

名前の由来 

「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に、「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、「伯泉亭」に由来するものです。また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの意味が込められています。  (パンフレットからお借りしました。)

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 美術館入り口です。すでに大勢の方がいらしてます。こじんまりとした明るい雰囲気でやさしい~。

会場には、上村松篁の凛とした椿をはじめ、暗闇に映える横山大観の白椿、「雪旦」(パンフレット右)、小倉遊亀 「古九谷徳利と白椿」(同中)、奥村土牛「紅椿」(同上)、小林古径「椿」(同左) などなど。

写真が撮れませんので、私の言葉では表現できないのが残念ですが、緒形光琳、緒形乾山など近代日本画檀を代表する画家たちの個性豊かに描かれたつらつら椿の作品を心ゆくまで楽しませていただきました。

別室では上村松園、上村松篁、上村淳之、三代の名画も展示されていました。

会場を出て広いお庭を見せていただきます。

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024 庭園には今は咲いていないですが色んな木や花があるようです。春にはまた訪ねようかな。

021 広いお屋敷は大淵池にとび出るようにあります。  向かい岸の様子。                                                             

133  松伯美術館の全景。

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帰りに大和西大寺で降り秋篠寺に寄りましたが、今日はここまでにしておきます。

 

 

 

       

            

           

     

     

     

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コメント

 お疲れ様です。松伯美術館は近くをかすめたことがありますが、中に入ったことはありません。いいところですね。
 「つらつら椿」の題を見て、最初は巨勢にいかれたのかなと思いました。考えてみれば椿の開花にはまだ早いですね。絵画ならば納得です。
 秋篠寺にも行かれたのですね。友人が技芸天のファンでした(未だ生きていますが(爆))。ここももう30年ぐらい足を運んでいません。

pen上村三大画伯の作品が中心だったのですか。椿にはまだ少し早い樣ですが、秋の一日、ささ舟さんの優雅な絵画散策のお姿が目に浮かびます。
徘徊堂さんも思い出された如く、巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を(坂門人足)さながらに、熟々(つらつら)と絵画の世界や庭園を堪能されたことでしょう。

上村画伯と申しますと、次男坊主はかつて私と同僚でした。彼も絵の才能があって、宣伝部で呉服の図案やパンフレットなどを担当していました。ただ、兄よりは不肖の息子で、私達の麻雀仲間でした。ただ、飄々とした人柄の好人物でした(まだ健在ですが)。

話は横道へ反れてしまいました。椿は私にも特別に想い出深い花です。U村の八幡宮の境内に古い木があって、毎年紅白の縞の花が咲きました。今でもまだ、冬になると可憐な花を咲かせていることと思います。


「つばき」    八木重吉

いろいろの
感覚はにぶくなったが
つばきのはなに
おどろくこころは
ふかみゆくばかり

bottle 徘徊堂さん

こんばんは~、今日は冷えますねぇ。
早々にコメントありがとうございます。
先日の神戸徘徊参加できずご免なさい。2、3日先にゼミの湯浅歴史深訪、また神戸徘徊の予定があるのに、ムリして行ってきました。案の定足にきて・・・(苦笑)
登美ヶ丘さすがですね。かの山中教授もこちらとか?

巨勢もまだ行ったことがないです。つらつらの籔椿が見たいものですが。絵画展は大満足でした。

ほっ、技芸天のファン、わかるような気がします。湖北木之本、石道寺の観音さんと同じ位に優しさが溢れていて見惚れてしまいました。

apple 道草さん

おはようございます。
昨夜から雪が来るのかと思うくらいに冷え込みました。
上村三代の絵画、特に自宅の庭で描かれた花鳥の絵はまるで生命を宿して私たちの肩に今にもとまりに来るかに見えるほど見事な作品ばかりでした。
道草さんがご子息と遊び仲間だったとはさすがでございます。
何時だったかU村八幡さまで満開の源平椿見せて頂き感動しました。きっと道草さんの見える日を待っているでしょう。雪をのせた椿も良いでしょうね。行きましょうか?
家の坂道は籔椿の垣根でした。花は糸に通して首飾り、つやつやの葉は舌にのせピユーッと笛を鳴らして遊びました。

>つばきのはなに
おどろくこころは
ふかみゆくばかり

老境似たり、すてき!です。
ありがとうございました(*゚▽゚)ノ

ささ舟さん、椿ですか。椿の花は割と長く咲いている様に思うのですが、長すぎて少し枯れ始めた花も身近に見て来た性でしょうか、ささ舟さんの様に椿と聞いていそいそと、とは行かない私です。

この美術館は良さそうですね。日本画も実物を見ると迫力があるのでしょうか。この近辺に我が大学の同級生や前の会社の同僚が住んでいましたが今回初めて知りました。最初は大和文華館のことかしら、と勘違いしかけました。

秋篠寺へも行かれたようですが、この近辺から東方面には法華寺、更に東には浄瑠璃寺もありますし、笠置や柳生まで、我がハイキングのフィールドでもありました。振り返ってみるに奈良もあちこちよく歩いたものです。

apple mfujinoさん

こんにちは~、今朝は一番の濃霧でした。
 
椿は好きな花で、この展覧会はどうしても見たかったのです。
それに場所にも好奇心がありましたから・・・
実は秋篠寺のあと、西大寺からバスで法華寺に向かったのですが、(バスの中で法華寺で時降りるか降りないか迷って)結局これ以上歩くのは無理と思いそのまま近鉄奈良駅まで行き、帰ってきました。
そうでしたね、mfujinoさんは大阪、奈良方面は縄張りでしたね。ご推薦の場所をまた教えてください(゚ー゚)
今の心境は「歩ける間に」と気がせいていけませんです。

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